『ありがとう』の効果
◎ 「子供をほめて育てましょう」 これは、保護者向けの講演会や研修会等で専門家の先生からよく言われることです。確かに「叱られ経験」があまりに多すぎると、子供のその後の成長に大きな影響を及ぼしやすくなることは事実なのですが...。しかし、実際に日々の生活で「ほめること」は結構難しいものです。
苦手なことがあったり、うまくいかなくて悩んだりすることは、誰にでもあることです。そんなとき、寄り添ってくれる人がいたら、どんなに心強いでしょうか。子供たち一人一人の成長を応援するための、ちょっとしたヒントや情報を盛り込みながら時々書き足していきます。「不登校とは関係ないかな?」と思うかもしれませんが、子供の発達と不登校は密接に関わっています。ぜひご一読してみてください。
このブログは、カムカムの友人である現役小学校教師(東京都指導教諭)が、校内向けに書いた『お便り』を中心に編集しています。
(イラスト)土佐うさこ
◎ 「子供をほめて育てましょう」 これは、保護者向けの講演会や研修会等で専門家の先生からよく言われることです。確かに「叱られ経験」があまりに多すぎると、子供のその後の成長に大きな影響を及ぼしやすくなることは事実なのですが...。しかし、実際に日々の生活で「ほめること」は結構難しいものです。
◎子供が学習、生活、友達関係など、順調に家庭生活や学校生活を送っていればよいのですが、子供の様子が「ん? どうしたのだろう?」「なんだか最近様子がおかしい」「いつまでたっても学習面が伸びていかない」など、心配や不安を感じた場合は、みなさんはどうされていますか。
◎偏食があって、食べられないものが多いというケースはよく見かけます。「栄養のバランスはどうなのか?」「給食は大丈夫なのか?」「大人になってもこのままなのか?」など、心配になってしまうことがあるでしょう。
◎ 聴覚、皮膚感覚、味やにおい、温度などに、感覚的な過敏さをもっている子供がいます。そのことで、生活面で様々な不都合があるだけではなく、「怠けている」「わがまま」と誤解されてしまうことがあるのです。