鳥取砂丘にて息子(小5)と
カムカムのプロフィール
名前:禿拓史(かむろたくふみ)1970年東京生まれ
家族:妻と二人の息子がいます。
趣味:テニス(元全日本ランキング保持、和光大学硬式テニス部監督)、自転車旅行(韓国縦断など)、映画鑑賞(一番好きな映画は『ニューシネマパラダイス』)、DIY(何でも作ります!一緒に家の増築をしている生徒もいます!)
元:小学校教諭 川崎市立宿河原小学校(特別支援学級で知的障がいのある子供の担任)、 立教女学院小学校(通常級担任) 、杉並区立浜田山小学校(通常級担任)、杉並区立高井戸第四小学校(情緒通級担任)、新宿区立新宿養護学校(肢体不自由のある子供の担任)、八王子市立鑓水小学校(通常級担任)その他、東京都の特別支援教室指導員として、発達障がいのある子供の指導を多数行ってきました。
現:深大出版代表・不登校支援者・フリースクールはっちゃく代表 フィンランドの教育法を応用した小学生用問題集「論理力ノート」「言葉と発想力」「絵とブロックでよくわかる算数」等の著者。今までに10万人以上の小学生がこれらの問題集を使って学習しています。また、教員時代よりライフワークとしていた、不登校児童の支援経験を生かし、多数の子供を学校に復帰させたり、それに代わる社会復帰をさせたりしています。
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こんな教師でした
休み時間には、アウトドア派の子供とは校庭でサッカーや鬼ごっこをして一緒に走り回って遊び、インドア派の子供とはトランプやゲームをして遊ぶ、1年中毎日必ず子供と遊ぶことをモットーとしていました。教室の水槽で子供たちと釣った魚を飼育したり、電動工具の使い方を教えて教室で使う椅子や本棚を作ったりもしました。授業に疲れた子用には、教室の一部を休憩スペースに改造して畳や枕も用意しました。(実際に眠る子はいませんでしたが笑)「先生こんなこと学校でしていいの?毎日楽しすぎるよ!」と言われることを生きがいにしていました。「楽しい」という気持ちが「勉強を頑張ろう」「友達と仲よくしよう」、という行動の原動力になることを、身をもって知っています。「〇年生らしく」という言葉が嫌いです。とことん自分らしさを追求し、自分の幸せを求めることが、コミュニケーションの土台になると考えて今も教育を行っています。不登校の子供には「一度しかない小学校時代を悲しい時間にしてほしくない」と考え、家庭訪問をして勉強を教えたり、公園で一緒に遊んだり、悩みを聞いて寄り添ったりしました。不登校をしていても、先生と子供に信頼関係の絆が結ばれると、多くの子供が再び学校に気持ちが向くことを、この時の経験から学ばせてもらいました。
どこの学校でも子供たちにあだ名をつけられ「カム先」「カムちゃん」「カムカム」などと呼ばれていました。『元小学校教師カムカムの不登校支援』のネーミングは、教え子たちにつけてもらったあだ名にちなんでいます。
学校現場での不登校児童の現状について
今、教師たちの多くは仕事に疲れています。膨大な事務仕事や授業準備、研修、書類提出、会議など、直接子供と触れ合わない仕事の多さに疲れています。ほとんどの担任教師たちは「不登校の子を何とか支援したい」と思っていますが、実際には、時間に追われて十分かかわれないケースを数多く見てきました。学校現場で一番手厚く支援されるのは「授業中に教室を立ち歩く子」や「友達に乱暴をして迷惑をかける子」など、学校に来て他の子と違う目立つ行動をする子供です。不登校の子供は、他の子に迷惑をかけるわけではないので、仕事量の多さから後回しになることが多く、結果として保護者や本人の不安だけが増えていく、という残念な現状があります。また、学校の教師たちにとって「不登校の子供をどう支援したら良いかわからない」ということがあります。「絶対にこれが正解」という支援方法が存在しない為、ケースバイケースで柔軟に対応し、長い時間をかけて子供と向き合う必要があり、残業時間や心理的負荷を負わなくてはなりません。保護者が一番求めていることは「担任の優しさや手厚い支援」なのに、担任が管理職に相談しているうちに「行政機関や家族の努力に委ねよう」となったり、「他の子と平等に扱う」という変な規範意識が働いたりして、学校と保護者の考え方にずれが生じることが多々あります。
いずれは学校に復帰させたいと考えているならば、学校での手厚い支援は必須になります。学校現場の現状を知っている私にお任せいただければ「学校への効果的な支援策の求め方」をお伝えしたり、「学校側と直接交渉」したりすることが可能です。お子様本人への支援と同時に、周囲の環境を心地よい状態に変えることで、「人とかかわりたい」という気持ちが戻り、学校に復帰したり、それに代わる「幸せな子供時代」を見つけたりすることができると考えます。
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